第10回の御説法開始記念日、7月22日は夏らしい良い天気ーー長蛇の列となって次から次にお参りして来る同志は、その様子を変えたご本部の姿に眼を丸くして腹の底から開けゆく神の国をお祝い申し上げ、この14年間の夜を日についでの大神様の御苦労に深い感謝を捧げようと思ったことでしょう。 本部道場前の藁葺き屋根の納屋は18日に解かれ、お庭は広々として清々しい感じがするようになり、道場の縁の外には鉄骨が組まれた被いと付座が立派に出来、昨年掘られた井戸端をめぐって、千人分をまかなう手狭まながら立派な炊事場が建てられており、新装の本部も集まる同志も、全てが混然一体となって今日の佳き日をたたえるように見えるのでし…