スクウェア(現スクウェア・エニックス)より1991年12月13日に発売されたゲームボーイ用RPG。
『魔界塔士Sa・Ga』『Sa・Ga2 秘宝伝説』の続編で、サガシリーズの第3作目。「完結編」と銘打たれているが、前2作とストーリー面での繋がりはない。
世界の上空に謎の巨大な水瓶が出現、水瓶から吐き出される異次元の魔物と大量の水によって危機に瀕した世界を救うため、主人公たちは時空を超える力をもつ伝説の戦闘機「ステスロス」に乗って、過去・現在・未来・異次元の世界を冒険する…というストーリー。
パーティメンバーが固定キャラクター、武器の使用制限の廃止、人間・エスパー/モンスター/獣人/サイボーグ/メカの6種族に自由に変身可能、人間とエスパーの成長システムに経験値レベルアップ制を採用するなど、前2作とはシステムが大幅変更されている。これはサガシリーズの生みの親である河津秋敏が『ロマンシング サ・ガ』の開発をスタートさせていたため、別のチーム(スクウェア大阪)が担当した事による。レベルアップや魔法などの面からするとファイナルファンタジーシリーズ的な要素が強い作品。本作のシステムの一部は、同スタッフが開発を担当した『ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト』に受け継がれた。
2011年1月6日には、ニンテンドーDSでリメイク版『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』が発売された。