西暦740~750年 聖武天皇は奈良に東大寺を建立し全国に国分寺・国分尼寺を置き、仏教による国内統治を目指した。当然 お坊さんを至急養成しなければならず唐から高僧鑑真を呼び戒壇(お坊さん免許交付センター)を全国に3か所置いた。それが東大寺戒壇院(奈良市)、筑紫観世音寺(福岡県太宰府)そして下野薬師寺(栃木県下野市)である。これを聞いた時、東の辺境(栃木県の人 気を悪くしたらごめんなさい。あくまでも1300年も前の話です。)にいきなりこんな施設ができるのが不思議だったので行ってみた。 JR宇都宮線自治医大駅に8:40分着。下車する人は数人しかいない。医大の学生はここに住んでいるのか、朝早い授業が…