194.5万人。この数字が一体何を意味するかご存知だろうか。これは1年後の2025年に必要になると予想されている看護職員の人数である。(※1) しかし、厚生労働省の調査によると、2022年時点で日本にいる看護職員の数は約166.4万人だ。(※2)このままでは、少子高齢化が進む日本で医療人材不足の問題はますます深刻になることが予想される。 そんな矢先に、「コミュニティナース」なるものの存在を知った。コミュニティナースは、地域のなかで住民の身近な存在として、心身そして社会的な健康やウェルビーイングに寄与する。ナースという名称が入っているが職業や資格ではなく、誰もが実践できる行為・あり方だ。「誰もが…