自動空気ブレーキ

一般

自動空気ブレーキ

じどうくうきぶれーき

鉄道車両に使用されているブレーキ方式の一つ。編成の組替えが多い客車列車、貨物列車、古い路面電車気動車などに使用されている。

元空気ダメ(MR)から圧力調整弁を経由して、編成全体に貫通した制動管(BP)を通し、圧縮空気を補助空気ダメ(AR)に込めておく制動方式。

運転状態では、制動管および補助空気ダメに490kPaに調圧された空気が込められている。制動管を減圧すると制御弁内の釣り合いピストンが動き、補助空気ダメのエアがブレーキシリンダ(BC)へ送られてブレーキがかかる。

供給空気ダメ(SR)を併用することにより、階段ユルメも可能になる。

万が一編成が分離してしまった時には制動管の圧縮空気が大気へ放出され、非常ブレーキとして作用する(「自動」ブレーキの名はここからきている)*1。そのため、HSCなど直通空気ブレーキを使用している車両では貫通ブレーキとして使用されている。

*1:非常ブレーキ作用をするのは140KPa/3秒の減圧時