スマートフォン用の表示で見る

釈日本紀

読書

釈日本紀

しゃくにほんぎ

釈日本紀正字による表記は『釋日本紀』である。


所謂「日本紀を解釈する本」こと『日本書紀』の注釈書。二八巻。卜部懐賢(兼方)著。鎌倉末期成立。

従来の「日本書紀」の研究に卜部家の家説を加え、集大成したものである。其のうち、日本書紀講筵の記録・講義たる『日本書紀私記』(弘仁私記など)の引用が多く見られる。なお、日本書紀私記が散逸した部分を保留する功績も高い。

なお、『釈日本紀』の頃、まだ『先代旧事本紀』の偽書説がないので、「国史の祖は『先代旧事本紀』なり」と書いてある。