最近、財務省の公文書改竄問題などがありますが、今回は、中世の日朝交流の際の国書偽造の話しです。対馬藩が行った歴史の汚点とも云うべき事件で、徳川家康の国書を偽造して家光の時代に発覚したものです。 長崎県の対馬は、韓国からわずか50キロの国境の島です。対馬については、2年前に歴史などをブログに書いております。 古代から大陸の窓口「対馬」 - クマケア治療院日記 (hatenablog.com) 対馬藩は、日朝の板挟みとなった立場には同情すべき点もありますが、国のため、事を荒立てないという理屈をつけて公文書をないがしろにする姿勢は、決して許されるものではありません。 この辺の経緯が、ズバリ『国書偽造…