山口県下関市にある神社。住吉神社とも呼ぶ。
第一殿より第五殿までにそれぞれ、住吉大神・荒魂、応神天皇、武内宿祢命、神功皇后、建御名方命をまつる。別表神社。旧官幣中社。式内社(名神大)。
大阪の住吉大社と同じく住吉大神をまつるが、ここでは特に荒魂をまつっているとされる。
五社殿をつなぎ合わせた本殿(大内弘世による再建)の建築様式は九間社流れ造と呼ばれ、国宝に指定されている。拝殿は毛利元就が寄進したものであり、重要文化財に指定されている。
旧暦正月元旦にわかめを刈り取り神前に供える若布刈神事が著名。