春秋航空股份有限公司は、中華人民共和国(中国)国内最大手のLCC(格安航空会社)。上海に本社を置く。
2005年に運行開始。「99元」という格安航空運賃で殴り込みをかけ、現在は中国国内に50路線以上を飛ばし、他のLCCが収益面で苦しむ中、安定した利益を計上するまでに至った。A320の座席を改造して180席詰め込み、機内食・飲料サービスはなし(すべて機内販売)、CAは旅客サービスよりも「売り子」に徹するという、割り切った機内サービスが特徴。チケットはすべて直販のため、システム使用料を払わずに済み(自社開発のシステムであることに加え、旅行代理店を通さないため手数料コストが掛からない)そういった面での低コスト運営が収益力を支えている。
2010年6月に国際線への参入を表明、2010年10月を目処に茨城空港への乗り入れを計画中。