渚まゆみ

小説というものには作者の生まれ育った地域の影響が少なからず出ているように思います。そこで北海道に住んだことのある作家を一覧にしてみました。受賞歴や映像化、漫画家された馴染みのある作品を中心に紹介したいと思います。（50音順） ア行 朝倉 かすみ（あさくら かすみ） 主な受賞歴 東 直己（あづま なおみ） 主な受賞歴 映画化作品 安部公房 (あべ こうぼう） 主な受賞歴 映画化作品 荒巻 義雄（あらまき よしお） 主な受賞歴 漫画化作品 有島武郎（ありしま たけお） 映画化作品 おすすめ作品 池澤 夏樹（いけざわ なつき） 主な受賞歴 石塚 喜久三（いしづか きくぞう） 主な受賞歴 石原 慎太郎…

録画していた『現代やくざ・人斬り与太』（1972年・東映／監督：深作欣二）を観る。第５作目でシリーズ最終作。この前に『血桜三兄弟』があるのですが、『盃返します』が酷く、録画するのを忘れました。でもって、本作品は深作欣二が監督ということで期待。 沖田勇（菅原文太）は、どんな束縛も拒み、どんな相手に対しても不服従を貫く、ケンカしかできない男と本人のナレーションで語られ、滝川（諸角啓二郎）組と喧嘩して組員を斬って５年の入獄。出てきた時は、街はすっかり変貌。滝川組と矢頭組が平和共存しており、沖田は破門されたヤクザの木崎（小池朝雄）と知りあい、飯が食えなくなったチンピラを集めて愚連隊を結成、滝川組の縄張…

現代やくざ 人斬り与太菅原文太Amazon 基本情報 現代やくざ人斬り与太 ★★☆ 1972 スコープサイズ 92分 ＠DVD 企画：俊藤浩滋、吉田達、高村賢治 脚本：石松愛弘、深作欣二 撮影：仲沢半次郎 照明：元持秀雄 美術：中村修一郎 音楽：津島利章 監督：深作欣二 感想 ■現代やくざシリーズ第6作。さらに人斬り与太シリーズ第一作。だそうです。ホンマか？■川崎で生まれ育ったチンピラ沖田（菅原文太）は、桜会を名乗って地元やくざ組織に反発するが、矢頭組長（安藤昇）に気に入られ、滝川組との対抗上、矢頭組の庇護を受けることに。だが、関西から巨大組織が侵攻したことからパワーバランスが崩れ。。。■深作…

www.twellv.co.jp「現代やくざ」シリーズの第5弾となる作品。監督は『仁義なき戦い』シリーズでも知られる深作欣二。 滝川組のやくざを斬って服役していた沖田勇が、出所後に故郷・川崎を支配する滝川組と矢頭組に相対する姿が描かれます。 向こう見ずな狂犬のような主人公を菅原文太が熱演。体一つで戦う男を体当たりに演じています。 主人公をヒーローとしてはなく、破滅への道を構わず突き進むアンチヒーローとして描いているのが熱い一作です。放送情報現代やくざ 人斬り与太 BS222 トゥエルビ 2023/10/25(水) 20:00-21:45作品概要1972／日本 上映時間92分スタッフ 監督 深作…

録画していた『眠狂四郎・女地獄』（1968年・大映／監督：田中徳三）を再見。狂四郎が家老の権力争いにまきこまれるシリーズ10作目。 旅の途中、狂四郎（市川雷蔵）は佐伯藩城代家老・柴田外記（安部徹）の刺客・成瀬辰馬（田村高広）に襲われて息を引きとった国家老・堀采女正（小沢栄太郎）の密使から手絡（てがら）を受け取ります。しかし、狂四郎が手絡を角兵衛獅子の娘に与えたことから娘は殺され、藩主の娘・小夜姫（高田美和）をめぐる家老の権力争いの渦中へ…… 色仕掛けで狂四郎の命を狙う女が、渚まゆみ、しめぎしがこ、そして狂四郎に想いを寄せるようになる居酒屋の女将の水谷良重です。円月殺法の対決相手は田村高広と、采…

録画していた『眠狂四郎無頼控・魔性の肌』（1967年・大映／監督：池広一夫）を観る。シリーズ唯一の私が未見だった作品。 矢場の女・おえん（久保菜穂子）と気楽に過ごしていた狂四郎（市川雷蔵）ですが、闕所物奉行・朝比奈（金子信夫）から将軍が公家に贈る黄金のマリア像を京都まで運ぶ護衛を依頼されます。そのマリア像は天草四郎が所持していたもので、狙っているのは邪教を信じる黒指党。狂四郎は報酬として朝比奈の娘・ちさ（鰐淵晴子）の身体を要求。輸送隊は黒指党に襲撃されますが、マリア像は男装したちさによって別途運ばれます。おえんも狂四郎を追って京へ。 狂四郎誕生の黒ミサ・シーンから始まり、『女妖剣』の池広一夫ら…