諸侯

読書

諸侯

しょこう

封建制下における領主。王の下に位置する。

起源

もともとは古代中国、周代の王が功臣や王族に封土を授け、その地を治めさせたことに由来する*1。王から封土を与えられたものは「諸侯」と呼ばれた*2

のち、周王朝が衰えると、諸侯の封土は領国となり、諸侯たちは事実上の主権者として振る舞った。

のち、漢代に入り郡国制が行われると、王や候として各地に封じられたものをこう呼んだ。

日本

形式上、江戸時代の諸大名と将軍の関係は周代の諸侯と王の関係に類似しており、このことからたとえば「三百諸侯」などの語が生まれた。

ヨーロッパ

封建制下の領主たちのうち、国王に臣従したもの。もしくは、王から封土を授けられたものたち。理念上は土地とは王のものであり、(鎌倉的な用語に言い換えれば)御恩と奉公の関係によって諸侯の支配するところになっているとする。もっとも、初期においては地方の領主はほぼ例外なく自らの実力で領地を支配しており、それを国王が承認していたのだと考える方が適切ではある。

*1:これを封建制と呼ぶ。土を分けて諸侯てたからである

*2諸侯の下にはさらに士大夫(卿士大夫)が置かれた