俺は女に縁がない。彼女ができたこともあんまりないし、女の姉妹もいない。もちろん、女性の友達もあんまりいないし、ましてや、「女の子」となんて、とんと会話をしていない。そう、俺にとって女、しかも女の子なんて全く未知の生物。ネス湖のネッシーについての方がまだ色々知ってるというものだ(いないらしいけど)。 そんな俺の目の前に本屋でそのマンガは現れた。タイトルは「女の子の食卓」。ぐあー、気になる! 何食ってんだ?あいつら?! ブラジル代表と同じくらい気になる。もちろん、このマンガが置いてあるのは少女マンガコーナー。なかなかにしてファンシーコーナーだ。しかもタイトルがタイトルだけに手に取るのも恥ずかしい(…