60年代のプロ野球投手。
針の穴を通すとも言われた制球力が売りで精密機械と称された。
ピンチになれば、パームボールを駆使するピッチングで1962年の優勝に貢献。
その年には、13連続完封(セリーグ記録)を成し遂げ沢村賞にも輝いた。
1963年のオフ、本塁打の打てる打者が欲しい阪神タイガースと、エース級投手の欲しかった東京オリオンズとの思惑が合致し、山内一弘と交換トレードになり、『世紀のトレード』と称される。
移籍後、史上初のセパ両リーグ100勝を達成し、今でも小山以外達成した選手は居ない。