小耳症

サイエンス

小耳症

しょうじしょう

先天性の耳介形成不全のこと。

多くの場合は文字通り耳が小さいのが特徴だが、耳介がほとんど形成されない(無耳症)こともある。また片方の耳だけでなく、両耳とも小耳症のこともある。

母親が妊娠初期の耳介が形成される期間に、形成不全となる何らかの要因があると考えられているが、詳しい原因は不明。

発生頻度はおよそ6,000〜10,000人に1人の割合で、そのうち性別の比率は、男児2に対し、女児1で男児に多く、また耳のどちら側に異常があるかについては、右耳5、左耳3、両耳2の割合で、右耳に異常が発生する事が多い。

他には人種によっても相関があり、欧米に比べるとアジアでは発生頻度がやや高い。


聴力については、形成の状態によっては問題のない場合もあるが、耳の穴が塞がってしまう(外耳道閉鎖症)と十分な聴力が得られないこともある。