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小林信彦

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読書

小林信彦

こばやしのぶひこ
  • 作家、評論家。

プロフィール

1932年東京都両国生まれ。父は老舗の和菓子屋「立花屋」の九代目。イラストレーター小林泰彦は彼の弟にあたる。

早稲田大学文学部卒業。

会社員勤務を経て、失業中であった59年、宝石社より新創刊されたミステリ雑誌「ヒッチコック・マガジン?」の編集長となり、主に映画評などの執筆を行う(筆名「中原弓彦」はこの頃より使われる)。一方でテレビ番組の構成作家として、青島幸男谷啓など当時の人気タレントと共に多くの番組を輩出し、バラエティ番組の生みの親とも言える存在であった。

「ヒッチコック・マガジン?」に携わる頃より小説や映画評論を書き続けてきたが、児童向け小説として始まった『オヨヨ』シリーズ第一作『オヨヨ島の冒険』執筆の頃より、作家としての活動が中心となっていく。その後純文学誌などに作品を掲載、『丘の一族』『家の旗』『八月の視座』では芥川賞にもノミネートされるが、彼の名前をクローズアップされるのは『唐獅子株式会社』に始まる『唐獅子』シリーズで、この作品は直木賞にもノミネートされる。芥川賞直木賞のどちらにもノミネートされるのも珍しいが、どちらも受賞していないのはさらに珍しい。*1その後<喜劇的想像力>を働かせた諸作品を発表しつつ、『ビートルズの優しい夜』や半自伝的な大作『夢の砦』といった文芸作品を発表する。また『日本の喜劇人』『笑学百科』『名人−志ん生、そして志ん朝』など、喜劇や芸能、喜劇人に関する質の高いコラムや評論を発表し、高く評価されている。

72年『日本の喜劇人』で芸術選奨新人賞、78年『小林信彦のコラム』で「キネマ旬報」読者賞をそれぞれ受賞。また、先に上げた『唐獅子株式会社』(1983)や『紳士同盟』など、多くの小説が映画化、ドラマ化されている。

現在も精力的に執筆活動を続け、特に芸能、映画といったエンターテイメントに関わる評論には右に出るものがいない質の高さを誇っている。*2

作品

    • 他多数

*1:林青悟、野村尚吾、木野工、小林勝、富士正晴津田信、勝目梓小関智弘、小檜山博、中村八朗、小泉譲木山捷平田宮虎彦、池田みち子、広池秋子、小田仁二郎、瓜生卓造、小沼丹有吉佐和子野口冨士男丸元淑生、飯尾憲士、森瑤子など、珍しいどころかたくさんいるのだが

*2小林信彦著「道化師のためのレッスン」自筆年譜、「復刊ドットコムhttp://www.fukkan.com/group/?no=5)」より参照

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