沖縄県は琉球王国という独立した国で1429年から1879年の間に存在した 。1429年以前の琉球王国の沖縄本島は中山(英祖王)、北山(怕尼芝)、南山(承察度)という3つの勢力が争っていて、三山時代と呼ばれています。このうち、中山が北山と南山を征服し、沖縄本島を統一しました。 この沖縄本島を統一した中山の尚巴志(しょうはし)という王が中国の明の皇帝(朱 元璋)から冊封を受けます。この冊封により、琉球という王国名と琉球王という爵位と尚という名字を賜ります。 つまり、琉球王国の生みの親です。元々、琉球とは明側の今の台湾(中華民国)と沖縄県周辺の呼び名であり、そのまま琉球王国と名付けられたのでした。こ…