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松沢哲郎

サイエンス

松沢哲郎

まつざわてつろう

チンパンジー研究者京都大学霊長類研究所・思考言語分野教授。1950年10月生れ。

思考言語分野教授、理学博士。

略歴

1969年京都大学入学

1974年京都大学文学部哲学科卒業、大学院進学

1976年京都大学霊長類研究所に採用、現在に到る。

1978年から、「アイ・プロジェクト」と呼ばれるチンパンジーの知性の研究をおこなっている。

1986年からは、毎年アフリカに行き野生チンパンジーの生態調査もおこなっている。

2000年からは、アイとその息子のアユムをはじめ3組の母子を対象にして、チンパンジーにおける知識や技術の世代間伝播の研究に取り組んでいる。

そうした研究を通じて、人間の心や行動の進化的起源を探り、「比較認知科学」と呼ばれる新しい研究領域を開拓した。

霊長類研究のかたわら、ヒマラヤへの学術登山遠征も4回おこなっている。中国チベットシシャパンマ峰(8027m)の登頂者。

日本霊長類学会評議員、日本動物心理学理事社団法人京大学士山岳会理事

主な著書

松沢哲郎(1990)チンパンジーから見た世界、東京大学出版会

松沢哲郎(1995)チンパンジーはちんぱんじん、岩波ジュニア新書、岩波書店

松沢哲郎(2000)チンパンジーの心、岩波現代文庫岩波書店

松沢哲郎長谷川寿一編(2000)心の進化、岩波書店

松沢哲郎(2001)おかあさんになったアイ、講談社