過去回にて古代インドとのつながりを紹介した。今回は香川県の金刀比羅宮を取り上げる。なぜ仏教渡来後、インドの神々を祀る信仰があるのだろうか。関連する象頭山(そうずさん)からインドと古代日本とのつながりを記す。次の流れで紹介していく。 ・金刀比羅宮(こんぴらぐう)・金刀比羅宮の経緯・本地垂迹(ほんじすいじゃく)・象頭山(そうずさん)・象頭山・松尾寺・役小角(えんのおづの)・金毘羅は鰐の神、クンビーラ ■金刀比羅宮(こんぴらぐう)通称は「さぬきのこんぴらさん」。所在は香川県仲多度郡琴平町。本宮は琴平山(別名、象頭山)の中腹にある。全国に約600ある金刀比羅神社、琴平神社、金比羅神社の総本宮。 祭神は…