平成21年11月1日発行 裏表紙「隣国・尾張では信長の父、織田信秀の力がもはや無視できないものになっていた。美濃征伐にでた清康であったが、叛逆ありという凶報が入り、戦わずして退却することを決める。しかし陣中にいるところを、乱心した家臣の息子に斬られ、命を落すことに。主君亡き後、残された嗣子を巡り様々な思惑が錯綜する中、織田、今川も三河攻略にのりだす。大久保、本多ら忠臣たちの活躍を描く第二巻。」 織田弾正忠家が急成長し、清康に遠征の必要が生じた。清康を輔佐した阿部定吉の才知は抜きん出ていた。が分家の信定が守山にいないことで計画に狂いが生じ、戦う前に退却した。その直後、乱心した弥七郎に清康が殺害さ…