体の各部からの感覚神経の入力は脳幹を上行するときに、大脳皮質に向かう主経路の他に、一部は脳幹網様体に伝えられる。 網様体は視床に線維を送り、さらに視床から大脳皮質に広く感覚刺激を伝える。これによって大脳皮質は末梢から絶えず刺激を受けることになり、神経細胞の活動性が高められ、大脳皮質に活力を与え維持されること。