私の推し1458次方程式はです。 解説 沢口一之が著書『古今算法記』に出題した15題の遺題の第14問は次のような問題でした。 第14問図図において、BD、AD、CD、AC、BC、ABの長さをそれぞれ とおく。以下の関係が成り立つとき、 の値を求めよ。 関孝和は著書『発微算法』において沢口一之の問題の解答を掲載していますが、実際には特定の未知数(第14問の場合は )が満たす1変数代数方程式を求め、それをもって(本質的に)答え(たこと)にしています。 ただ、この第14問については「計算が多く, 文が繁雑になるので*1」方程式を得るための手順の概要と次数(= 1458次!)のみを記して、具体的な方程…