作家。1946年三重県生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。東宝助監督を経て ソニー宣伝部・広報室勤務の傍ら創作活動を続け 《けさらんぱさらん》で《オール読物》新人賞を受く。 著書は フィクション(小説)に《協奏曲(ラバーズ・コンチェルト)》《夜想曲(カメリア・ノクターン)》《マドリガル――恋歌》ほか。ノンフィクションに《ソニーを踏み台にした男たち》《ソニー燃ゆ》《F1の経済学》《不撓の軌跡――昭和20年東大物理学教室の男たち》《シャープ開発最前線》《ホンダ魂》ほかがある。
◉NHK大河ドラマ「どうする家康」 ◉城島明彦『家康の決断 天下取りに隠された7つの布石』 ◉磯田道史『徳川家康 弱者の戦略』 ◉童門冬二『徳川家康の人間関係学』 、、、など、今年は””家康ブーム”ですね。 『家康の決断』(城島明彦)を読みました。著者の城島明彦氏は、本書「はじめに」で以下のように書いています。 ↓ ○戦国の三英傑を桜に喩えると、信長は「しだれ桜」、秀吉は「八重桜」、家康は「不断桜」ではないかと、私は思う。(本書p.003) ○不断桜は、春だからといって華やかに咲くわけではない。だが、夏や秋にも花を咲かせ、冬になると花の数はかなり少なくなるが、それでも咲いている。 ○家康は、信…