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食材

食材

しょくざい

:飲食物

料理の材料。

とくにその中でも、呼び込みの目玉になるようなブランド力を有するものをいうことが多い。

食材という語は平成に入る前後から食事をテーマにするテレビ番組(「料理の鉄人」、「どっちの料理ショー」など)や文化人や外食産業から大衆にひろまりはじめたものである。

昭和中期には栄養学や外食業者などでは使用されていたかもしれないが、決して日常で見かけるような用語ではなかった。それ以前の日本語(たとえば「料理天国」、「グラハム・カー世界の料理ショー」など)では、材料群を(旬の)食べ物、食品、食料、野菜、肉、魚などと通常の名詞でしか呼ばなかった。わざわざ料理人や栄養士の使う包括的な呼称を一般化した「食材」は産地、選別、希少価値などによるブランド力を誇示し高級感を狙った中間分類の名詞といえる。