東京を拠点に活動する6人組バンド。
カントリー,ソフトロック,スワンプ,アンビエント,モンド,エキゾチカ,トロピカル,ジャズ,ブルース,クラシック,アフロなど. . .メンバーの雑多な音楽嗜好により、バンドは唯一無二のチャンポンミュージックを奏でる。 森は生きている | グッド・ナイト
カントリー,ソフトロック,スワンプ,アンビエント,モンド,エキゾチカ,トロピカル,ジャズ,ブルース,クラシック,アフロなど. . .メンバーの雑多な音楽嗜好により、バンドは唯一無二のチャンポンミュージックを奏でる。
陽射しの好い日には、陽だまりを選っては三十分ほど、煙草を吸ったり缶珈琲を飲んだりして過すことがある。肌脱ぎになるわけではないから、日光浴とまでは称べないけれども、顔や首筋手足だけでも、ビタミンD の生成に役立たぬもんだろうか。 陽射しが好くても、風が冷たいと、草むしりをする気になれなかった。ようやく今日、風がやんだ。まずはごく眼先の、容易な処からだ。玄関前から西寄り塀ぎわの、伏せたブロックに漬物石が載せてある、ふた坪ほどの区域だ。 かつて頑強に処を占めていたネズミモチを伐り倒した。切株から盛んにヒコバエを出してきたから、伸びたら摘みのいたちごっこが何年か続いた。一念発起の一昨年、建屋方向に伸び…
今日は玄関から門扉までのわずかな飛石道の東側、すなわちカボチャの蔓や葉との別れの日である。 毎朝ニ三輪づつながら、山吹色の花も姿を現しては萎んでいる。観よう観まねで摘花授粉させてみようかとの、酔狂心を起しかけもした。あまりの無鉄砲と、自重したけれども。 飛石に沿うように、二本の蔓を南北に向けて、それぞれ五メートルほど伸ばした。北へはこのまま玄関脇をすり抜けて、建屋の横手方向にまで伸びてゆきそうな勢いだった。南は旧鉢棚の残骸だの門扉だの、立っているものに絡み着いて垂直方向にも伸びようと試みていたので、引き剥がして蛇のように地をのたくらせておいた。 むかし鉢植えだった君子蘭を野生化させるつもりで、…
ようやくの晴天だ。前回の草むしりからさほどの日数が経過したわけでもないのに、草ぐさのはびこりは眼を視張るばかりだ。ご来訪者を待つ時間が少々あったので、ごく粗雑に草むしりした。 サムイル・マルシャークの児童劇用戯曲『森は生きている』にこんな場面があった。大晦日の夜、まっ暗に閉された森のずっと奥では、井桁に組まれた薪から炎が舞上っていて、祭の準備ができている。年に一度だけ、各月の精十二人が一堂に会して、年越しを祝うのだ。そして精たちのなかで二番目の長老である十二月の精から、最長老の一月の精へと、時の杖がうやうやしく手渡されることになっている。 準備を進めていたウサギたちリスたち、その他森の動物たち…
2008年「セロ弾きのゴーシュ」以来の来演となる 待望の オペラシアターこんにゃく座「森は生きている」 チケットがついに売り出しです。 物語はサムイル・マルシャークのエバーグリーン わがままな女王、意地悪な継母 けなげな娘 そして12の月の精たち が登場するのですから、楽しさ満載ですよ ピアノと歌手たちが奏でるオペラです。日本語の歌がとてもやさしく響きます。 子どもたちにたっぷりと楽しんでもらいたい、珠玉のステージです。 チケットは一般2500円 夢ホール市民協議会会員2000円 小中高生1000円 オペラ 森は生きている 森は生きている 配役 物語
プログラム、チケット半券(1980.12.28.都市センターホール1階R列15番) 女王様:お願い、ってどうしたらいゝの? だって、したことないのだもの。 老兵士:まずこの娘さんの前に膝をついて、「どうか」とおっしゃってください。 サムイル・マルシャーク作『森は生きている』。古くは劇団俳優座が日本での初演をしたようだが、長年にわたって劇団仲間の十八番演目となっている。十二月の風物詩のようでもある。ヨーロッパ各地にわずかづつ形を変えながら遍在するシンデレラ物語に、ロシア民話を融合させた、児童演劇の名作だ。 大晦日の晩、お城では大臣や隊長や先生や、外国の大使らが年若い女王様を囲んで、年忘れパーティ…
ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。 この季節になると思い出す物語があります。 それは「森は生きている」という本です。あらすじはというと、 【あらすじ】 気まぐれな女王が真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし,国じゅう大さわぎ… ※マツユキソウとは、白い花をうつむき加減に咲かせる球根植物 また継母の言いつけで吹雪の森に分け入った少女は,そこで12の月の精たちに出会います。 娘の話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらう。 そうして「月の精」達が少女に贈った「時」で少女は… 森は生きている (岩波少年文庫) 作者:サムイル マルシャーク 発売日…
Vol.181 俳優 木村 功さん 取材は2020年10月に独り語りを行った「俊カフェ」にご協力いただいた。独り語りは投げ銭(!)が飛ぶ充実の1時間だった。 [本日のフルコース]北海道屈指の読み語りの名手に教わる 「自分の声で読んでほしい戯曲」フルコース [2020.11.9] 書店ナビ:選書企画「本のフルコース」は通常、選者の方にテーマを一任していますが、ときおり「こういうテーマで作ってみませんか?」とこちらで的を絞ってお願いすることもあります。 札幌在住の俳優、木村功さんへの依頼もこのパターン。 コロナ以降、舞台では少人数の朗読やオンラインでの語りが見る人の心をなぐさめてきました。 こうい…
森は生きているが何故解散してしまったのか、この2作目にしてラストアルバムを聴くことで考えたいと思いながらはや2年が過ぎました。恐らくはボーカルの弱さとインスト演奏の成熟の間にあるギャップにバンドが耐えられなくなったのではないかと推測します。当時、組曲の「煙夜の夢」が話題になりましたが、発表直後のインタビューを読み返すと、リーダーの岡田拓郎は本作で一体何を作ったのか、自分でもよく分かっていないような発言が印象に残ります。 基本線ははっぴいえんどや『HOSONO HOUSE』の延長線上にあって、それを演奏の構築力で超えていく試みがこのバンドの真髄だったように思います。その結果が解散だったということ…
巷で話題の新人バンド。きっかけは武川雅寛のライブで共演していたのをどこかで見かけたのが始まりです。 既に言われている通り、はっぴいえんどやはちみつぱいのような、あるいは『HOSONO HOUSE』のような、あるいはサニーデイサービスのような、といった形容詞で語られる新人離れした雰囲気を醸し出しているバンドですが、まずは演奏が上手い。その上であえて言わせてもらうとボーカルが少し弱い。キセルのような感じもあり、余り好みの声ではないかな。とはいえ、様々な可能性を秘めたバンドであることは間違いありません。前述のバンドの雰囲気というよりも、どちらかというとハイラマズを想起しました。 そもそもサニーデイサ…
あっという間に3月終わり 仕事がいそがしかったかなぁ 何してたんやろ 塾に每日行ってたり 今日はステップドーターの送別会のような感じで、『森は生きている』のオペラを見に行ったり、食事をしたり 昼はインドカレーで夜は洋食店 明らかに食べ過ぎ 初めて会ったとき、3歳だった気がするけど、20年も経ったのか…! かわいいと思えなかったらどうしよう…と思ったけど、全く余計な心配だった初対面だったな 明日からみんなそれぞれちょっと違うステージが始まるので、がんばろうー 東京は楽しいとこだといいね いってらっしゃい~
申し込み/よくある質問/アクセス/ルーム/LINEでルームのクーポンがもらえる@wqk1015q/相談受付状況…1番:うつ、2番:不倫、3番:離婚など 2月26日(月)おはようございます。😊 「慰め、希望、まさかのときの友」を花言葉に誕生日花 スノードロップ(snowdrop)の日👓 ロシアの劇「森は生きている」で、ヒロインが女王様から摘んでくるように命令された花 今日も明るく元気に優しい笑顔で感謝💕 なぜ、視線を感じて気になるのか ストレス うつ さて、感じる視線 うつに今何が起こっているのか あなたはうつがばれないかな視線がこわくて職場で変に見られているような気がしませんか。 自分が自分で…
葛籠折れの急登を終えた山道の端に笹床が現れれば工石山から延びる主稜線は近い。 ◆稜に乗る ほぼ東西に伸びる尾根の三辻の稜線は強い風の影響で高木でなく低木らは根を張り大切な土壌を守っている。 ◆忘れられた園地 緩やかに下りはじめた山道は昭和の頃整備された忘れられた園地に至る。 今日は頂上えいろう。 「静やねぇ」 本来の登山道を断たれた三辻山もこの園地のように忘れ去られるかもしれないなぁ。 ◆共生する森 三辻山の山頂部北斜面には自然に生えたブナと樫が並ぶ暖温帯と冷温帯樹木の混生林で互いに共生し森を成している。 ダイナミックに変化してきた地球環境で「個」では子孫は残せない。だから個々は他の役に立つこ…
春が待ち遠しい、ということで、節分の日に咲くということが言われるセツブンソウ(節分草)が咲き始めているか見に行くことにしました。月曜は休園日ですが、先週休園が続いたので、今日は開園日となりました。節分草は、数株やっと咲いたという感じです。これから日に日に見栄えよくなっていくと思われます。2月3日には沢山開花していることと期待されます。また、早咲きの梅も綻び始めました。ぜひご覧いただき、春を感じていただきたいと思います。昭和記念公園の今日のようすです。 (↑上の写真)左=西立川口入口、中=メタセコイアの木の様子、右=メタセコイアの雄花序の様子 (↑上の写真)=いずれも紅梅、左=錦光(きんこう)、…
第8期演劇ワークショップ6回目 フェイナーレで『バラを植えよう』を歌います。あちこちで戦火の止まない今、思いを込めてこの歌を歌おうと思うのです。 www.youtube.com 第一期演劇ワークショップでは『森は生きている』をやりました、冬のさなかに春に咲くマツユキソウが欲しいなどとわがままを言った女王をどうやって懲らしめるかをみんなで考えたのですが、なかなかアイデアが出てきません。その日の反省会でピアニストの安見ちゃんが「ぷかぷかさん達には誰かをやっつけるとか懲らしめるといった悪意がないんじゃないか」といったことを今も覚えています。 とても大事な気づきでした。だからこそ悪意のない彼らといっし…
昨日に続き今朝もきれいな富士山だ。 ガソリンスタンドで「今度選挙はいつですか。投票率あがりますよね」と声がかかった。自民党の金権腐敗に対する怒りの現れだ。駐車場代を払いに行くと開口一番、「無茶苦茶ですよね。我々には派閥なんか関係ないじゃないですか」と怒りが収まらない様子だった。この怒りを政治を変えるエネルギーに変えていかなくては。 今日は、久しぶりに芝居、オペラシアターこんにゃく座「オペラ森は生きている」の観劇。気候変動の問題に通じるものがあった。
カーテンが開いて、舞台が始まった。 雪深い森のなか。 茶色い着ぐるみを着たリス二匹と、尾の短いうさぎ一匹、木の上から美しい黒い羽をもつカラス、そして狼。 このうさぎはかの有名なおみじかうさぎである。 楽譜でしか知らなかったおみじかうさぎの歌を初めて聴くことになる。 狼は大きく、毛皮もふさふさでリアルであるが、なにせとんまなのでいつもカラスにだまされ続ける。 一部だけで1時間半、15分の休憩を挟んでさらに1時間半の長丁場である。 夫は、用事が入ったので途中抜けで退座。 私はこの休憩中にぜひトイレに行かなくてはならない。 終わったと同時にちゃっと立ち上がって小走りに走る。 このような場所のトイレ休…
昨年、チケットを生協で購入したが、娘がコロナにかかり、われわれも感染している可能性があった。 老犬もあぶない状態だったので新宿サザンシアターまでとうとう行けなかった。 思い切って芝居のチケットを手に入れて、 ムダにすることがたびたびある。 今年、再びチケットを手にいれたが、風邪をひいて声が出なくなり、にもかかわらず年内最後の仕事の日とかぶってしまいどうなるかな、と思ったが、茅ヶ崎から新宿は湘南新宿ライン一本で行けるよ、と夫から軽々と言われたので、 《そっか、じゃどっちも行くことにする!》とあっさり決めたのだ。 当日はクリスマスで、前夜にプレゼントをもらった子どもはなにをもらったと自慢するし、他…
小学生の頃、マンガの読書感想文を書いたことがあったな。 マンガが読書感想文の対象にならないなんておかしい、 マンガから学ぶことだってたくさんある、って。 先生はどんなコメントをくれたんだっけな。 ハードルが高いと感じていた古典や伝記、 知ってるつもりだけど軽くおさらいしたいことを (苦手でなければ)マンガで読んでみるのもありなのでは。 里中真智子 『蝶々夫人』 『フィガロの結婚』 『椿姫』 『カルメン』 『古事記・壱』 『古事記・弐』 『ギリシャ神話・1』 加来耕三、後藤ひろみ、小林裕和 『戦国人物伝 黒田長政』 甲斐信枝 『ブナの森は生きている』 下田治美 『愛を乞う人』 白石一文 『砂の上…
11月に出演したフェス「パンと音楽とアンティーク2023」。こちらのライブレポはアップ済ですが(→こちら)、SNSでその写真を紹介するついでにメンバーを1人1人紹介するという投稿をしてまして、それをブログにも転記しておきたいと思います。まず1人目は今回初参加となった 新里陽平くん (Hourglass)。10年前にはっぴいえんど初期へのリスペクトにあふれたバンド「あなあくやまい」と出会い、そこでギターを弾いていたのが彼でした。(あなあくやまいはその後はっぴい色を排除したダージリンに改名)。 僕が当時主宰していたバンド花と路地の自主企画として、彼らダージリンと森は生きているとのスリーマンライブを…
ロシア万華鏡 社会・文学・芸術 表紙 ロシア万華鏡 社会・文学・芸術 沼野恭子 著 五柳書院 発行 2020年3月31日 初版発行 この本は、2007年よりおよそ十年間に書きためた、ロシアに関する文章をまとめたものです。 現在から見ると、まだロシアの風通しのよかった時代だったなあと感じてしまうのが、哀しいです。 第一章 社会編 ラジオ・ジャパンのロシア語放送の特別番組で国立民族学博物館の加藤九作さんにインタビューした筆者 大佛次郎賞を受賞した『天の蛇』に心打たれたから。 アイヌ語や宮古方言の優れた研究をしたニコライ・ネフスキーという悲劇の日本研究者の評伝 (柳田国男と深いつながりがあったロシア…
「ネットの音楽オタクが選んだベストアルバム」の過去13年分*1と番外編の記録をまとめました。各年の記事のリンク、及びベストアルバムのジャケットとベスト50の記録をまとめてあります。また番外編の企画の記録もまとめました。長いので目次もつけました。企画の変化について若干の説明も書いてあります。また記事の終わりには各年のデータも用意しました。ぜひお使いください。 *1:2023/11/7 更新しました
フィンランドの名匠、オスモ・ヴァンスカが東京都交響楽団の定期演奏会に登場する。これまでにもくりかえし来日して名演を披露してくれたヴァンスカだが、両者の共演は今回が初めて。コロナ禍により二度にわたって公演がキャンセルになってしまったため、これが三度目の正直ということになる。 ヴァンスカの名が日本で広く知れわたったのはラハティ交響楽団との大躍進がきっかけだろう。フィンランドの地方オーケストラを国際的な水準へと引き上げると同時に、楽団のローカル色を生かしたシベリウスの演奏で一世を風靡した。以後、ヴァンスカは国際的に活躍の場を広げ、とりわけ2000年代よりミネソタ管弦楽団音楽監督に就任すると、このアメ…
少し前に書いた記事に、「森は生きている」というタイトルをつけた。これはマルシャークの有名な戯曲からとった。私自身も、小学校の学芸会のときに演じた。ストーリーラインはシンデレラに似ている。いじわるな継母役に立候補し、娘の得た金貨を持ち去る継母を熱演したのである。 あの時、私を駆動したものはなんだったんだろう。私は、あの時代、学年でいちばん勢力の強いグループから毛嫌いされていた。別に、自己への憐憫の念に陶酔しているわけではない。何が、私をいじわるな継母いたらしめたのか、という疑問をふと思い出したのである。 生きることはある種の演劇性があって、日々を過ごすにあたり、人間はペルソナをつけている。大仰に…