小池百合子東京都知事(71)が衆院東京15区補選(4月28日投開票)で国政復帰を目指すのではないかと取り沙汰されている。現職衆院議員が2人続けて金銭スキャンダルや選挙違反で辞職した自民党は、独自候補の擁立が難航。高い知名度を誇る小池氏への「相乗り」の可能性も視野に入れるものの、肝心の小池氏の胸の内は読み切れずにいる。 そんな中、自民党の二階俊博元幹事長(85)が3月25日、次期衆院選に出馬せず今季限りで引退すると表明。仮に小池氏が永田町に戻った場合、最大の後ろ盾になると目されていた実力者だ。二階氏の「不在」は小池氏の判断に影響するのか。自民党都連最高顧問で、二階、小池両氏とも付き合いの長い深谷…