神戸市西区

地理

神戸市西区

こうべしにしく

全国地方公共団体コード(市町村コード)

28111-5


神戸市9区の中で一番西にある区で、人口と可住地面積は9区中最大である(単純に面積は北区についで2位)。また農産物が豊かなのも特徴。東経135度の子午線がほぼ中心を貫通する。神戸都心より明石の方が距離が近いこともあり、明石の町との結びつきは今でも非常に強い。明石の町の延長上にある玉津・伊川谷はかなり市街地化している。特に玉津は昔からの西区の中心で、区役所もここに置かれている。ただ明石自体が神戸の郊外都市的な存在なので、西区神戸の郊外都市的な存在である。しかし神戸市営地下鉄西神延伸線が開業し、沿線に西神住宅団地などのニュータウンが作られたため、明石を介せず直接神戸との結びつきも強まっている。

歴史

元は播磨明石郡の一部で、早くから農業が発達していた。平安時代には、源氏物語の舞台にもなる。江戸時代は全域が明石藩領。明石藩最大の農業地帯であり、新田開発も盛んに行われた。故に明石市との結びつきが非常に強い。明治の時に、明石川沿いの玉津・伊川谷・櫨谷・平野・押部谷、印南野台地上の岩岡・神出の7村に整理される。昭和22年神戸市垂水区に編入され、昭和57年に独立して西区となる。この頃からニュータウンが相次いで開発された。

交通

人口の割に鉄道路線は少ない。神戸市営地下鉄神戸電鉄が走る。区の北部・東部の住民はこの2つ(特に地下鉄)に頼ることになる。しかし、明石市との市境を挟んですぐ南側にJR神戸線山陽本線)が走っているので、明石市まで出てJRを利用できる。特に第二神明道路より南側は完全にJRの勢力圏である。ちなみに山陽新幹線も通る。実は、西明石駅から新幹線で東へ行くと、新神戸周辺のトンネル群に入るまでしばらく平野部を走るが、この平野部が西区である。

一方、道路は発達している。有料道路は、六甲山地の西端・明石海峡大橋からやや内陸側という地理的条件もあって、第二神明を筆頭に、阪神高速神戸線・本州四国連絡道路・山陽自動車道支線・第二神明北線が、伊川谷町を中心に伸びている。国道は、明石から北へ日本海側に伸びる国道175線が中心を貫通し(175号線と第二神明の交点に区役所があり、区内の大抵の場所からほぼまっすぐに行ける)、西神戸バイパスもある。一般道路は、明石を中心に放射状に伸びる道路(主に北東−南西軸)が発達してきたが、近年は神戸を中心に放射状に伸びる道路(主に北西−南東軸)が次々と整備されつつある。前者は谷筋に沿って集落を縫うように道路が敷かれ、後者は谷筋・尾根筋に直交て山間部を突き抜けるように道路が敷かれている。

バス路線は、神姫バス神戸市バスが中心。神姫バス明石駅を中心に放射状に伸びるが、押部谷町は西神中央駅を中心に伸びる路線が中心。また岩岡町は大久保駅が拠点になるし、神出町は西神中央駅明石駅・大久保駅の3点が拠点になる。神戸市バスは、西神中央西神南ニュータウン内の路線が中心。