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神代辰巳

映画

神代辰巳

くましろたつみ

映画監督脚本家

故人。

にっかつロマンポルノ

1927年4月24日、佐賀生まれ。徴兵逃れの意図もあって九州帝国大学付属医学専門部に進んだがすぐ終戦となり、本来望んでいた文学を学ぼうと、早稲田大学に再入学。文学書のみならず、キェルケゴールの『死に至る病』から実存主義などの哲学書も読み耽る青春だった。早稲田大学文学部を52年に卒業。翌年、松竹京都撮影所助監督部に入社。55年、日活助監督部に移籍、今村昌平らの助監督につく。監督デビューは68年の『かぶりつき人生』。興行的失敗のためにほされ、72年までテレビの仕事などを手がける。その後、日活ロマンポルノ路線への変更に従い、同年に監督第二作『濡れた唇』。続く『一条さゆり・濡れた欲情』は大ヒット。脚本作の村川透監督『白い指の戯れ』や宮下順子石橋蓮司主演の『赫い髪の女』は名作として名高い。その他のロマンポルノに『恋人たちは濡れた』『黒薔薇昇天』『四畳半襖の裏張り』『鍵』『壇の浦夜枕合戦記』『嗚呼!おんなたち・猥歌』など。それ以外では、東映で『地獄』、東宝で『遠い明日』、ATGで『青春の蹉跌』『ミスター・ミセス・ロンリー』、後の日活のロッポニカで『噛む女』などを撮る。また、人気時代劇「必殺シリーズ朝日放送松竹)」の第9弾『必殺からくり人血風編?』に脚本担当として参加。作品全体の世界観に大きな影響を与えた。

(コメント欄より転記)