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秦豊吉

アート

秦豊吉

はたとよきち

舞台演出家、翻訳家随筆家日劇の創出者。1892年東京日本橋に生まれ、1956年、64歳で亡くなった。ペンネーム丸木砂土

大正6年から昭和7年まで三菱商事に勤める傍ら、ゲーテの『ファウスト』やレマルク『西部戦線異状なし』を翻訳。その一方、サディズムの語源となった異端作家の名前に由来するペンネームで『世界艶笑芸術』など性風俗に関する著作を多く書いた。

昭和8年、東宝入社。日劇ダンシングチームを育て、日本に新しいショービジネスを根付かせたが、戦後、公職追放に遭う。

追放された間もステージプロデュースに情熱を燃やし、ストリップショーの草分けといわれる「額縁ショー」を大ヒットさせる。東宝に復帰してからは重役として和製ミュージカルを手がけ、越路吹雪などの一流スターを育てた。