ヴァイオリニスト。東京都出身。 1990年最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。
1991年秋からニューヨークへ留学し、日本での演奏活動を休止。1995年アンドレ・プレヴィン指揮NHK交響楽団定期演奏会で日本での演奏活動を再開。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。
ヴァイオリンと翔る
【AMU】==【AmazonMusicUnlimited】 【SPD】==【SpotifyDownloads】 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ソース元:【ラジオ・スイス・クラシック(Radio Swiss Classic)】 https://www.radioswissclassic.ch/en 放送日:2024年04月08日 07:47~ アルバム:『ショスタコーヴィチ:バレエ組曲、ジャズ組曲/ドミトリー・キタエンコ指揮 フランクフルト放送交響楽団』連鎖矢^1:お爺のウォーク&ジョグ~ウィズ・ソング~《2024/No.76》|今日聴いたのは・・・『シ…
東京の図書館から、今回は小金井市立図書館のライブラリである、1990年のチャイコフスキー国際音楽コンクールのガラ・コンサートを収録したアルバムをご紹介します。 チャイコフスキー国際音楽コンクールは、4年おきに開催される国際音楽コンクールです。以前は三大国際音楽コンクールと呼ばれましたが、2022年のロシアによるウクライナ侵攻で、国際音楽コンクール連盟から排除されました。 ja.wikipedia.org このコンクールは、主催国ロシアの芸術家がひしめき合うコンクールで、ロシア以外の演奏家が賞取るのはなかなか難しいコンクールでもあります。ウィキペディアの該当ページを見ても、多くはロシアや旧ソ連の…
東京の図書館から、今回は小金井市立図書館のライブラリである、NHK交響楽団の創立75周年を記念した演奏を収録したアルバムをご紹介します。 NHK交響楽団が日本を代表するオーケストラであることは、ほぼ多くのクラシックファンの同意を得るところでしょう。では、そのNHK交響楽団がいつ創立されたのかということに関しては、あまり知られていないのではないかという気がします。歴史あるオーケストラということは知られているとは思いますが・・・ NHK交響楽団は、1926年に「新交響楽団」の名称で設立されました。現在ある同名のオーケストラとは異なります(現在の新交響楽団はアマチュアオーケストラです)。 www.n…
※おことわり。こちらのレビュー公開時点では、リサイタルツアーは継続中です。これからリサイタルをお聴きになるかたで、新鮮な気持ちで本番を迎えたいかたは、どうぞ本レビューをお読みくださるのは千穐楽を迎えて以降にお願いいたします。 www.officeone.co.jpヴァイオリニストの諏訪内晶子さんとピアニストのエフゲニ・ボジャノフさんのデュオリサイタルがKitara大ホールにて開催されました。2023年9月に全国6カ所を回るコンサートツアーの一つで、札幌公演はその初回。プログラムは、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲です。近い日程で魅力的な演奏会が目白押しの中、私はこちらの演奏会を最優先に計…
遠征最終日 翌朝は目覚ましをセットしていた7時半の直前に自動で目が覚める。爆睡したと思うのだがやはり一晩寝ただけでスッキリとはいかないのは年のせい。懸念していた通り、足に少々だるさもある。 とりあえず昨日買いこんでいたおにぎりを朝食に摂ると、シャワーで体を温めながら体調を整える。後は原稿入力及びアップ作業。この2日間ほとんど寝ていたから、最低限度の仕事をしておく。 11時になるとチェックアウト。今日の目的は14時からザ・シンフォニーホールでのロッテルダムフィル。とりあえずアキッパで確保しておいた駐車場に車を入れると、昼食を摂る店を探してプラプラする。「イレブン」も考えたが、昨晩が洋食だったこと…
2022年7月22日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 アレホ・ペレス諏訪内晶子(ヴァイオリン)、エフゲニ・ホジャノフ(ピアノ)エトヴェシュ セイレーンの歌メンデルスゾーン ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ショスタコーヴィチ 交響曲第12番 1917年 欧州などの劇場演目ラインナップをザッピングすると、チラホラと名前を見かけるアレホ・ペレス。現フランダース歌劇場の音楽監督で、日本では2018年に二期会が主催したウェーバー「魔弾の射手」を指揮した。来年、新国立劇場の「タンホイザー」を振る予定にもなっている。また、彼が振ったローマ歌劇場のプロコフィエフ「炎の天使」ライブ収録映像ディスクは市…
今日はリントゥのシベリウスプログラム 翌朝は7時頃に起床すると、レストランで朝食。ここの朝食は和定食だが、これがなかなかうまい。 朝から和食が美味い 朝食を終えると大浴場で朝風呂。今日は大阪のコンサートに出向くだけなので、チェックアウト時刻の11時ギリギリまで部屋でマッタリする。 ホテルをチェックアウトすると福島へ直行。昼食はいつもの「Da-Wa」でいつもの「1.5倍ステーキランチ(1300円)」をガッツリと頂く。どうも昨日から肉付いている。 1.5倍ステーキランチ 食事を終えて一息ついたが、まだ開場時間まで30分ほどある。天気が良ければ公園のベンチでこの原稿の入力というところだが、今日は天候…
静かな白夜だった。いや、正確には白夜とは呼べないのかもしれない。フィンランドの夏至祭は6月21日だから、そこからすれば随分日は短くなっているはずだ。それでも欧州大陸の最北の首都であるヘルシンキは、夜の9時を過ぎてもまだ西日が差し、通りすがりのカフェのテラス席はどこも賑わっていた。人通りがまばらになったカイサニエミ通りを北に歩いてホテルに戻る。ピトゥカシルタ橋の袂にあるフライング・ダッチ・ビア・ガーデンでは、まだまだ人が減る気配はない。 橋を渡りきり、入り江に沿って左折すれば、レジャー船を係留している板張りの小さな桟橋に出る。少し薄暗くなった桟橋には、いくつかの人の輪が見える。地元の人達が床板に…
諏訪内晶子と仲間たち ~国際音楽祭NIPPON2024~ を見る。牡蠣入りお好み焼きを焼く。尾山台に出て、尾山台図書館。自由が丘に出て緑ヶ丘図書館。緑ヶ丘から荏原町に出て、源氏前図書館。高津に出て、高津図書館。みぞのくち醸造所でMashup GuavaとCherry Saison。Funky DL のHe Classic。きくらげの玉子炒めとホタテの野菜炒めと焼売を作る。 緑ヶ丘図書館 トーキング・ヘッズ/トゥルー・ストーリーズ auto sport 2024/03 無線と実験 2022/09 Model Graphix 2021/07 源氏前図書館 薬屋のひとりごと 4 薬屋のひとりごと 7…
2月23日(金)、東京オペラシティコンサートホールで行われた、シューマン室内楽マラソンコンサートに行き、完走した。 諏訪内晶子さんが芸術監督を務める「国際音楽祭NIPPON2024」の一環としての演奏会である。 この音楽祭関連の演奏会に足を運ぶのは初めてだが、もう10年になるのだそうだ。今年の音楽祭も、東京、愛知、岩手、神奈川と各地で多彩な内容で開催されている。 ↓ プログラム冊子から 今回と同種の演奏会としては、2022年3月13日(日)にブラームス室内楽マラソンコンサートが開催された。その時は、ピアノ三重奏曲(3曲)、ピアノ四重奏曲(3曲)、ピアノ五重奏曲、ホルン三重奏曲、クラリネット三重…
本日もようこそ。ありがとうございます。寒い朝に起きて、音楽聴こうかなという気になります。エスタ・ビエンの後は、Jさんが演奏したメンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲ホ短調第2楽章が心に残ってたので高木凛々子さんや諏訪内晶子さんのを聴きました。今日は神田勇哉さんのサン=サーンスのロマンスに聞き惚れました。いろいろは知らないのですが音に包まれると全身の細胞が喜ぶような気がするのです。良い演奏をしようとする前に良い聴き手になりたいと思うようになりました。とは言ってもエスタ・ビエンでは暖かい薪ストーブの火を見ていてついうとうともしてしまいましたね。今日もご覧いただいてありがとうございました。
清々しい初春のひととき、いかがお過ごしでしょうか。 さて、2022年秋の『日本のピアニスト』に続く新刊、 『日本のヴァイオリニスト』を上梓しましたので、お知らせいたします。 ベートーヴェンやショパンをいかに弾くかがピアニストのテーマだとすれば、 ヴァイオリニストはどんな楽器と恋に落ちるか、がテーマです。 ゲッベルスに贈られたストラディヴァリウスを一生手放さなかった諏訪根自子、 ン億円もするストラディヴァリウスを家族を巻き込んで手に入れた千住真理子、 長い時間をともに過ごしたストラディヴァリウスを 「前の楽器はキラキラと張り詰めていて、少し神経質な音だった」と切り捨て、 「今は芳醇な人間らしい音…
2023年も今日大晦日を残すのみとなった。これまで演奏会記録はTwitterにつけてきており、ブログという形で纏めたことはなかったが、今回学生時代最後の年度でもあるし、今年1年についてゆっくり振り返りたく思い、ブログで纏めてみることにした。 今年は海外オーケストラ、国内オーケストラを中心に、55公演に触れることができた。その中でも、特に感動した演奏会について今日は振り返りたい。 今年4月の東京・春・音楽祭、プッチーニ《トスカ》。長年の目標だった「ブリン・ターフェルのスカルピア」を聴けて感無量だった。「これぞレジェンド」と思わせられる圧巻の歌唱だった。 1.海外オーケストラ まずは海外オーケスト…
2020/01/25(土) フィルハーモニア管弦楽団 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 開演 15:00 管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団 指揮:エサ=ペッカ・サロネン ヴァイオリン:庄司 紗矢香 シベリウス/交響詩「大洋の女神」作品73 ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77 ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」 2021/04/17(土) N響 4月公演 東京芸術劇場 コンサートホール 開演 14:00 管弦楽:NHK交響楽団 指揮:鈴木 雅明 オーボエ:吉井 瑞穂 ハイドン/交響曲 第95番 ハ短調 Hob.I:95 モーツァルト/オーボエ…
www.sso.or.jpバーメルトさんの名曲シリーズ。一昨年のワルツに続き、今回はオペラ序曲です。「発掘!発見!」とあるように、超有名曲だけでなくレアな作品も取り上げられました。なお、この演奏会はラジオ番組収録が行われました。放送予定は2023年10月22日(日)14:00~15:50 NHK-FM(北海道内)です。 森の響フレンド 札響名曲コンサート~発掘!発見!オペラ名序曲集2023年09月16日(土)14:00~ 札幌コンサートホールKitara 大ホール 【指揮】マティアス・バーメルト(首席指揮者) 【管弦楽】札幌交響楽団(コンサートマスター:田島 高宏) 【曲目】ロッシーニ:「どろ…
アンコール : J・S・Bach Cantata BWV.81 Nr.7 会場は空いていたようです。 ボッケリーニは曲が良くないですね。有名なメヌエットはありますが。 Schubert は、このメンバーならば、この程度の演奏だろうなーーーと思う演奏でした。 諏訪内晶子は、東京で、音楽祭を開催し、このような曲も演奏されていると思いますが、一度、聞きたいですね。 ✨✨✨ ====================================================== ======================================================
注目の指揮者、ラハフ・シャニがロッテルダムフィルと来日。興味津々でサントリーへ向かった。 前半はメンデルスゾーン《無言歌集》からシャニ編曲の管弦楽版。しかしあまり良い編曲とは思えず、一体何がしたいのかわからない選曲であった。オーケストラの状態の良さは伝わってくる。 諏訪内晶子をソリストに迎えてチャイコフスキー。これには驚かされた。第2主題でオーケストラはこれ以上無いくらい音量を落としたが、響きが失われる寸前で演奏していた。これは指揮者を信頼していなければ出来ない芸当である。これにより、諏訪内も安心して小さな音量で歌うことができる状況が作られていた。緩急自在で熱量高く演奏したことにより、客席は大…