周りで話題であったため近内さんの世界は贈与でできているを読んでみました。個人的には著者の解釈であったり、定義に対しては疑問の残るものや理解に苦しむ部分はあったものの、出会い直すというような考えや自分の心の持ちようが大事とするような観点に関してはたしかに資本主義のすきまを埋めるような考えであるのかなと思う部分も多くありました。 倫理学や哲学などは資本主義社会の中で物事を立ち止まって結論は出なくてもよいのでしっかりと考えてみて今の考えを持ってみるというような部分が多く、ある種ぬか床のようなものであるように思います。 本書を読んでみた後にYoutubeでの対談やレビューなど色々読み漁ってみたのですが…