「春闘」と日銀の利上げ政策への転換 おどろおどろしい題名を付けているが、最後までお読みいただければ、筆者の危惧するところをご理解いただけるものと思う。日本以外の国が利上げ政策などでインフレ対策に苦しむ中、日本はようやく金融緩和の好影響により、コストプッシュインフレの影響下であっても、安定的な賃上げが行われるようになってきた。 アングル:内需株にフォローの賃上げ、中小への広がり懸念 上値に不透明感も 春闘の強い内容を受け、株式市場では国内消費への期待で内需株物色が強まるとの見方が出ている。一方、今後の焦点となる中小企業に jp.reuters.com 令和6年度「春闘」は、昨年度を上回るベアが実…