年を経るごとに病気との距離が縮まってきていたり、親類の出産回りで大事があったりで身体や生命というものへの興味が日増しに強くなっています。そんなわけで、生命科学関係の本を読むことが増えました。 僕自身は純機械系のレールをひた走っており、生物方面は背景知識がないのですが、それでも分かりやすく、楽しく読めた本を紹介します。 LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義作者:吉森 保日経BPAmazon オートファジーの専門家が書いた生命科学の本です。生命科学の話に入る前に「科学的思考とはどういうものか?」という項があります。そこでは論理的思考を身に着ける重要性…