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聖教新聞

一般

聖教新聞

せいきょうしんぶん

創価学会の機関紙。宗教法人創価学会の出版・機関紙部門である「聖教新聞社」が発行する。

なお聖教新聞社は、宗教法人創価学会の一部門であり、独自の法人格は持たない。

1951年4月20日創刊。旬刊、週刊、週2回刊、週3回刊を経て、1965年7月に現在の日刊となる。

朝刊のみ。購読料は月ぎめ1,880円(税込み)。

公称発行部数は550万部。日本で発行されている日刊新聞では読売新聞(1000万部)、朝日新聞(800万部)に次ぐ部数となるが、創価学会員が一家で何部も購読したり、知り合いに無料で贈呈することがあるので、部数の多さに較べて影響力は低い。



聖教新聞社の構成

位置づけ

古参の創価学会員の間では、聖教新聞は「池田先生からのお手紙」と位置づけられ、大変大切にされている。このため、古くからの熱心な創価学会員では、聖教新聞の古新聞を梱包に使ったり掃除に使ったりするのを、嫌う人がいる。

紙面

一面トップは、池田大作創価学会名誉会長(SGI会長、創価大学創立者、創価学園創立者、東洋哲学研究所創立者、民音創立者など、記事によって肩書きが替わる)が、海外の大学や自治体から顕彰を受けた、という内容の記事であることが多い。

また、寸鉄という一言コメント、名字の言というコラム(朝日新聞天声人語に相当)が一面に掲載される。

ほかに本部幹部会などの大きな会合があった場合は、それが報道される。

本部幹部会などでの池田氏スピーチ記録は二・三日後に2面から3面にかけて掲載されるが、脱線や失言などは編集・カットされている。

また、日蓮正宗と対立してからは、創価学会幹部による座談会が毎日のように掲載される。

座談会は、対立する日蓮正宗僧侶や、山崎正友創価学会顧問弁護士竹入義勝公明党元委員長、などへの批判を主な内容とする。座談会の発言内容が下品である、と指摘する声も一部にある。

また、一般の政治・経済・事件に関する記事も、テレビ欄直前の2面(一般紙の社会面に相当する面)にわたって掲載されている。これは独自記事ではなく、通信社から配信された記事である。

新聞漫画も掲載されているが、宗教的な教訓を含んでいることがほとんどであり、面白みにかけるきらいがある。

新聞小説としては、池田大作による「新・人間革命」が連載されている。

(筆名は法悟空。単行本化される際には池田大作名義に変更される。なお、池田氏の手によるのではなく、代筆だと指摘する人もいる)

配達

配達は「配達員」と呼ばれる会員有志によって行われている。

池田大作によると、「聖教新聞の配達には折伏(しゃくぶく)と同じくらいの功徳がある」とされ、配達員は「無冠の友」と称され賞賛される。

配達員には、創価学会婦人部に所属する女性がつくことが多い。

婦人部の配達員が愛唱する学会歌が「今日も元気で((作詞作曲・渡辺照子「明るい朝の 日をあびて 今日も元気に スクラムくんで たたかうわれらの 心意気

うれしいときも かなしいときも かわすことばは 先生 先生 われらの先生))」

また配達員が所用で配達できないときに、代わりに配る人を代配と呼ぶ。

信濃町聖教新聞社本社には、配達員の名簿が代配も含めて常備され、閲覧できる。

配達員には聖教新聞販売店から報酬が支払われるが、一般のアルバイトの額に較べると相当安い。

なお、聖教新聞の配達時間は7時頃であり、午前5時〜6時ごろである一般紙に較べると遅い。

全国に独自の配達網を持っている新聞は、一般紙以外では聖教新聞と、日本共産党しんぶん赤旗のみである。

統一教会系の世界日報も、一部販売店を持っていた)

販売店

聖教新聞販売店は、聖教新聞のほか、月刊の機関誌である大白蓮華、グラフSGI創価学会青年部機関誌である創価新報公明党機関誌局発行の公明新聞公明新聞日曜版などを扱う。

なお、公明新聞聖教新聞の領収書は別に発行される。

聖教新聞販売店は会員による自営業であり、一般の新聞販売店と経営的には同様である。

聖教新聞販売店経営者は、創価学会の地域幹部を兼ねることが多い。

印刷

創価学会自身は印刷所を持っていないため、多くの新聞社・新聞社系列の印刷会社が、受託印刷を行っている。

受託新聞社や印刷会社は創価学会と親密であり、「特別な関係」を結んでいると指摘されることが多い。

印刷を委託するのは、その新聞社が創価学会に対して批判的な報道をすることを封じるための『マスコミ対策』であるといわれている。

なお、しんぶん赤旗は独自の印刷所を持っており、聖教新聞に較べて「権力からの弾圧に強い」とも一部左翼からは言われている。

広告

聖教新聞は多くの民放ラジオ局に、ラジオ広告を出稿している。

これもまた、創価学会マスコミ対策の一環だと指摘する人がいる。

なお、J-WAVEMBS(大阪毎日放送)は、創価学会聖教新聞の広告を流していない。

また東京ドーム大阪ドームなどの野球場に広告を出しているのも、プロ野球中継などで頻繁にみられる。