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西武2000系

一般

西武2000系

せいぶにせんけい

鉄道の形式

西武の通勤型車両。 20m4ドア普通鋼製車体。

1976年から西武新宿線の車輌更新に際して、乗降時間短縮の為20m4ドア車輌を導入する事が目的として導入された。

その後モデルチェンジ車輌を含め増備され、1990年西武池袋線の乗降時間短縮の為に試験運用され、結果が良好であった為池袋線系統でも配備を開始。最終的に西武では保有車両数が最も多い(436両)系列である。

多摩川線西武有楽町線西武秩父線新交通システムを採用しているレオライナー山口線を除く全線で使用されたいる。

メカニズム

西武の初となる4扉車、両界磁チョッパ制御(日立製作所製)、回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキ(HRD系)で(国電の払い下げ車両を除く)ある。

台車・各種機器などは、西武の他の電車(101系3000系など)と同じ互換性のある部品を採用しており、新2000系などは置き換えで廃車となった701系などの部品が整備再利用された物もある。

保守部品が共通にプール使用されているので、整備で交換される毎に別の部品となる可能性がある。)

バリエーション

バリエーションは2種類に大きく別けられる。

1976年から導入された2000系と、1988年から導入されたモデルチェンジ車輌N2000系(新2000系)である。

2000系は、前面のパノラミックウインドウが上下方向に傾斜してブラックフェイス未採用。

側面は戸袋窓無しの2段窓で、登場当時は側面方向幕は存在しなかった。

最終生産された田無駅追突事故発生での補填増備車両は、後述の新2000系の構造の原型となる新設計が採用されている。

f:id:mikagekawase:20080725135049j:image2000系(N2000系)

2000系は、前面パノラミックウインドウの上下方向傾斜がなく、ブラックフェイス採用。

側面は戸袋窓採用と1枚下降窓で非常に採光性が高く明るい車輌。

増備の途中から、一部の窓ガラスの若干の大型化が行われた。

なお、登場時は4両編成はダブルパンタとなっていたが、後に離線対策から運転台寄りのパンタを一個撤去している。

2000系後期車両の一部は、乗降ドアに廃車となった西武701系の発生品(ドアのみ更新した車輌が存在しその発生品)が再使用されており、一部の窓が若干小型化され、ドアエンジンが電気制動タイプに変更された物がある。

車番2158号は、製造当時にボルスタレス台車試験車両として登場。

車番2429号2430号は、FS542型改良台車の試験車両として登場。

2097Fの一部車両は6000系を導入するにあたってのVVVFインバータ制御試験車として、三菱電機製のGTO素子によるVVVFインバータ制御とされた。この車両は池袋線に在籍し、2005年1月に行先表示器がLED化された。

2008年から新2000系は車体更新を実施。一部戸袋窓の廃止と、ドア上へのLED案内表時期取り付け等が行われている。


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