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青が散る

読書

青が散る

あおがちる

青が散る

宮本輝作 文藝春秋 1982.10.25発刊

大阪郊外に新設された大学のテニス部を舞台に、青春のきらめき、若い命のひたむきさ、危うさ、ある種のいたいたしさを描ききった長編。主人公の燎平とマドンナ的存在の夏子、二人をとりまく若者たち。いずれも個性的で、それぞれにピュアな泉を心の奥底に隠しもっており、それが思わぬところでこぼれ出て、読む者の胸に妙に切なくしみこんでくる。なお、1983年にはテレビドラマ化されている。