<太刀 銘:恒次(名物:数珠丸恒次)> ・平安-鎌倉時代 ・青江恒次 作 ・重文指定日 1950.04.13 ・本興寺(兵庫県尼崎市)所蔵 ・享保名物帳(行方不明) 天下五剣の1つに数えられる。 <作者> 後鳥羽上皇の御番鍛冶を勤めた古青江初代・青江恒次が打ったとされる。 青江派の恒次は鎌倉-南北朝にかけて3-4代存在する。 <名前の由来> 日蓮が本刀の美しさに魅せられ、柄に数珠を巻き破邪顕正の太刀として佩刀していたことが名の由来とされている。 <来歴> 日蓮が所持していた守り刀で護身用として、日蓮を山に招いた南部実長から贈られたといわれている。 日蓮の没後、身延山久遠寺(山梨県)に袈裟と中啓…