坂上秋成のデビュー作となる小説。 河出書房新社より2013年4月11日刊行。
「芸術のために」、そう言い残して「私」の前から姿を消した恋人・算法寺。十五年後、左腕と右目を失った過去の恋人は、再び私の前に現れた。 私にはその時、すでにナルナがいた。莉々花がいた。二丁目のミックスバー・アテンションという居場所もあった。
惜日(せきじつ)のアリス