2023年末の旅行で、姫路から西に行って次に向かったのは山口。室町時代初期(南北朝時代)の1360年ごろに、大内氏が周防と長門の統一を果たしたときに拠点とした町で、市内で複数の遺跡を見ることができます。「大内氏館跡」で北の山を映した池泉が最高でした。 この山口駅は、全都道府県庁所在地のJR駅の中で、最も乗降客数が少ないそうです。次に少ないのは津駅。津の方は、近鉄の津駅の方が名古屋に出るのに便利だからでしょうか。 ではなぜ大内氏はここを拠点にしたのでしょうか。それは大内氏が京の町に強い憧れがあり、山口にも盆地に街づくりをしたいと考えたためということのようです。町の整備にあたっては、市内を流れる一…