<自己との対話を重ね、信夫の成長を感じられます> おはようございます!ちくわです。 読書・読書会・哲学カフェが好きです。 この何だかよくわからない人生に問い続け、その「わからなさ」を日々味わって楽しんでいきたいです。 今日は、この本の続きを書いていきたいと思います。 塩狩峠 (新潮文庫) 作者:綾子, 三浦 新潮社 Amazon ◆内容紹介・感想続き 物語の後半部分では、信夫は働いていた裁判所を辞め、北海道に旅立つことになります。信夫が23歳になったときです。 当時は未開の僻地という位置づけだった北海道に渡ったのは、自分の人生の過ごし方を考え直すためのひとつの「自分探し」の意味もあったのでしょ…