川原礫のライトノベル。イラストはシメジが担当。
電撃文庫(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)より、2014年6月から刊行。
『アクセル・ワールド』『ソードアート・オンライン』の川原礫が2004年より自身のサイトにおいて連載していた『絶対ナル孤独』を加筆修正して文庫化した作品。
二〇一九年八月。
http://dengekibunko.jp/newreleases/978-4-04-866510-0/
地球上の、いくつかの都市部に、人類が初めて接触する地球外有機生命体が複数落下した。のちに《サードアイ》と呼ばれるその球体は、接触した人間たちに、現代科学では解明できない《力》を与えた。
ある者には、音さえ追い越す《速さ》を。ある者には、鋼さえ断ち切る《刃》を。そしてある者には、万物を噛み千切る《歯》を。
十七歳の少年、空木ミノルもその中の一人だった。彼がただ一つ望み、そして得た能力。
それは《孤独》。
絶対的な孤独を実現するその≪力≫は、しかしミノルを望まぬ戦いに巻き込んでいく。
平凡だが平穏な義姉との暮らし。そのひとときが壊されるとき、ミノルは絶対なる≪孤独者(アイソレータ)≫として覚醒する――!
絶対ナル孤独者 (1) ―咀嚼者 The Biter― (電撃文庫)
絶対ナル孤独者 (2) ―発火者 The Igniter― (電撃文庫)
絶対ナル孤独者 (3) ―凝結者 The Trancer― (電撃文庫)
絶対ナル孤独者4 ―刺撃者 The Stinger― (電撃文庫)
越水ナオキによるコミカライズ。月刊コミック電撃大王2015年8月号より連載。