<主張>死刑制度懇話会 廃止ありきの議論やめよ 社説 - 産経ニュース 死刑廃止を求める日本弁護士連合会の呼びかけで、民間の識者らによる「日本の死刑制度について考える懇話会」が発足した。 懇話会は設立趣意書で「死刑制度の廃止は国際的潮流で、先進国で国として統一して執行を続けているのは日本だけ*1」としている。議論を廃止に導こうとしている疑いが強い。 座長に就任した井田良*2・中央大大学院教授は、昨年11月の日弁連のシンポジウム*3で「死刑制度には致命的ともいえる問題点がいくつ*4もある」「応報的な刑罰論*5から脱却すべきだ」と発言している。 産経が紹介する設立趣意書や井田中央大教授(慶應義塾大…