
千葉マリンスタジアムは、千葉県千葉市美浜区にあり、株式会社千葉マリンスタジアムが運営管理する野球場。略称「千葉マリン」。
現在は命名権取得により「ZOZOマリンスタジアム」と呼称されている。
沿革
1990年に完成。1992年、ロッテオリオンズが移転し千葉ロッテマリーンズの本拠地とする。
千葉市はオリオンズの誘致以前に、ヤクルトスワローズを誘致しており、スワローズの主催試合も毎年行われる*1。
海沿いの埋立地に建てられており、常に強く吹く浜風が野球に影響を及ぼす。*2
2005年より、入口付近に屋台が多く連ね、正面に特設ステージが作られた。
同年の日本シリーズ第1戦では、濃霧によるコールドゲームが成立。
野球の他、アメリカンフットボールやサッカーの試合、コンサートも行われる。
球場内バックスクリーン裏で売られている「もつ煮こみ」は絶品。
2011年3月1日から2020年11月30日までの間、QVCジャパンとの間で命名権契約を結び、スタジアム名をQVCマリンフィールド(略称:QVCマリン)に変更。契約額は年2億7500万円で、毎年、千葉市と千葉ロッテマリーンズに半額ずつ支払う。
2016年7月、QVCジャパンは、2016年11月30日で命名権契約を解除する意向を千葉市に申し入れ。
2016年9月27日、QVCジャパンが違約金3億3000万円を支払うことで、QVCジャパン、千葉市、千葉ロッテマリーンズとの間で命名権契約解除に合意。
2016年11月18日、スタートトゥデイは、千葉市と千葉ロッテマリーンズとの間で、2016年12月1日から 〜 2026年11月30日までの10年間、命名権契約を結ぶことに合意*3。スタジアム名はZOZOマリンスタジアム(ZOZO MARINE STADIUM)(略称:ZOZOマリン)とし、契約料は年間3億1千万円で、毎年、千葉市と千葉ロッテマリーンズに半額ずつ支払う。
問題点
- 外野コンコースが存在せず、外野席が混雑している場合、移動が困難である。
- 内野側と外野側が通路で繋がっており、許可制であるが外野席のチケットで内野部分に入れるにもかかわらず、内野席のチケットで外野部分に入れないという「上位互換」ができない。