千葉県が地理的に本州の一部をなし、茨城県、埼玉県、東京都に接しながらも、いずれの県境も河川(大きくは利根川、江戸川)によって区切られ、一種の島のように存在している状態のことを表現する言葉。(神奈川とも、東京湾をまたいでアクアラインで繋がっているともいえる。)
事実現在の千葉県の大本となる地域の旧国名「上総(中部)」「下総(北部)」「安房(南部)」が制定された当時、地理上陸続きに見える武蔵・下総国境は広大な湿地帯が広がり徒歩でも船でも容易に渡ることが出来ず、都から下総への最短ルートは「武蔵より海路上総へ渡り、上総より陸路下総へ入る」というものだった。
現在では一応江戸時代に利根川水系が、人工的に銚子方面へ流れを変更されていることに留意する必要がある。