戦時歌謡

音楽

戦時歌謡

せんじかよう

主に戦時中に作られた(この意味の戦時中は支那事変当時程度まで遡る)歌謡曲全般を指す言葉で、この中には懸賞募集歌・お役所や各種団体の撰定歌等も含まれる。ただし所謂「軍歌」とは全く別のもので、商用音楽としてレコード会社が販売数増加を目論んで作詞作曲編曲や演奏家等の妙を凝らして録音発売した物を指す。

戦意高揚や敵愾心を煽る物も当然含まれているが、その半数は兵士の哀感や兵馬の苦労を綴ったものが多く、これは当時としてはかなりのレコードセールスに貢献し、レコード会社の屋台骨を支えたのは確かである。