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善悪

社会

善悪

ぜんあく

善いことと悪いこと。道徳的な価値判断。何が善で何が悪とみなされるかは、また、善と悪を相対する価値に置くか否かも、各個人、団体、および社会によって様々である。→善悪二元論

宗教における善悪の概念

一神教において神は善を体現し、神に対する罪が悪とされ、戒律で規定される。キリスト教においては、アダムとイブが犯した不服従の罪が原罪として悪の起源とされる。世界の原理を善と悪が永遠に対峙するものと捉えるゾロアスター教善悪二元論は広く地中海世界に影響を与え、グノーシス主義を通して、霊的・精神的世界の物質的・肉体的世界に対する優越を説く西欧の神秘思想を生んだ。仏教においては諸行無常諸法無我の真理に目覚め、涅槃寂静の境地に至ることを究極の目的とし、その妨げとなる煩悩が善の反対概念となる。悪は迷い・無知であり、苦しみを招く行為が悪とされる。

また、生長の家では存在する物は善であり、悪は人の幻想であると説く。幸福の科学では仏法真理、すなわち大川隆法の説く教義に従う事が善とされる。「神の願いを実現する方向が善、それを妨害し妨げるのが悪」と説かれている。