東京都中野区中野5丁目の天神北野神社(訪問日:2023年11月18日)もみじ山通りを西にそれた住宅街に鎮座する神社です。社殿社殿の向かって右側には石仏群が置かれています。解説板もあります。 解説板 天神町の石仏天神町の石仏という呼称は、中野五丁目東側のこのあたりが昭和四十一(一九六六)年まで天神町と呼ばれていたことに由来します。 青面金剛像と如意輪観音像は、いずれも元禄期に彫刻・造立されたもので、刻文の「打越村 願主 鈴木 保坂」は、当時この地に住んでいた村人と思われます。その人々が中心となって、庚申講や如意輪観音講をつくり、近くの村人を一堂に集めて、講の座をいくども重ねたことでしょう。江戸時…