初の大舞台への模索 97年11月、ジョホールバルでのイランとの死闘を制し、Wカップ初出場を決めた日本は、引き続き岡田体制で本大会へ臨むことになった。そして12月、マルセイユで開催された抽選会により、日本の本大会で対戦する相手がアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカと決まる。 アルゼンチン以外の3チームは、Wカップ初出場。この組み合わせを受け、岡田監督は1勝1敗1引き分けでの予選リーグ突破を目標に掲げた。 その抽選会に先立ち、マルセイユのベロドローム・スタジアムでヨーロッパ選抜と世界選抜のエキシビション・マッチが行なわれ、日本の中田英寿も選手としてベルマーレの同僚・洪 明甫ホン ミョンボと共に試合…