01 嫩緑の目にしみる時節となった どんりょく 若草や若葉の緑。新緑。「嫩」は若い意。 02 水辺に欸乃の声を聞く あいだい あいない 漁夫が船をこぎながら歌う歌。ふなうた。 03 味の微妙な濃淡を甄別する けんべつ 人の賢否(けんぴ)をはっきりと見わけること。人才をえらぶこと。「甄」は見わける意。 04 古代の塋域に暫し佇んだ えいいき はかば。墓地。兆域。 05 疇昔の訓戒を服膺している ちゅうせき ①きのう。昨日。②先日。先ごろ。また、昔。 06 仏龕に燭を点す ぶつがん 仏像などを入れる厨子(ずし)。仏壇。 07 瀟洒な欧風家屋が連甍している れんぼう 「甍」はいらか。かわらでふいた屋…