山口県庁 保護者の休日に合わせて学校を休めます―。山口県は、公立学校の児童生徒を対象に年に3日程度、登校せず保護者たちと一緒に学習できる制度「家族でやま学の日」を設ける。校外での自主学習活動と位置付け、欠席扱いにしない。親子で過ごす時間を増やして山口での子育ての満足度を高め、人口減少対策につなげる狙いがある。 校外で家族と取り組む学習の具体例として、地域の史跡を巡って新聞にまとめたり、自宅周辺の植物を調べたりすることなどを挙げている。登校しなかった日の授業の内容は原則、家庭学習で補ってもらう。 県立の高校などは6月以降、市町立の小中学校は準備が整い次第、順次始める予定。 山口県はこの取り組みと…