村上克司

アニメ

村上克司

むらかみかつし

1942年9月23日生まれ。岐阜県出身。玩具デザイナーとして有名。

ジャンボマシンダー・超合金・ポピニカと言った、玩具史に残る傑作シリーズを担当した事で知られる。


1961年株式会社バンダイに入社するも、1971年9月に自動車デザイナーを目指すために退社。その後、時のポピー常務取締役・杉浦幸昌に誘われる形で、1973年1月にバンダイへと再入社した。直後に子会社ポピーへと出向するという数奇な経歴を持つ*1

1983年のバンダイグループ合併統合後も、長きに渡ってバンダイの男玩開発に辣腕を振るってきた。

イナズマン」へのスタッフ参加以来、ポピーバンダイ提供の国内外でのアニメ特撮番組に数多くのデザイン・アイディアを提供。「玩具メーカー主導のアニメ特撮番組製作」という、現在では当たり前のように行なわれている製作体制を確立させた。

スーパー戦隊」のゴーグル付ヘルメットや巨大ロボット宇宙刑事に代表されるメタルヒーロー路線、そしてライディーンコン・バトラーVから始まった"玩具化可能な変形合体ロボット"に至るまで、村上氏無しでは存在し得なかった(または登場が遅れた)と思われる物は数知れず。だが、「スペースコブラ」のサイコロイドや「機動戦士Zガンダム」のサイコガンダム*2など、世界観から遊離したデザインも存在するのは御愛嬌。

今や玩具タイアップ作品から退いたと思われたが、2003年「F-ZEROファルコン伝説」で久々にメカニックデザインを担当。その健在ぶりをアピールした。

玩具デザイン集団の必要性を提唱し、1981年にポピー企画室を設立させたのも村上氏。同企画室は、PLEXの前身であった。

そのPLEXやメガハウスを含む、バンダイグループ数社の社長を務めていたが退任*3。現在は株式会社ライフ・ワークスの代表。


代表デザインの一部


ライジンゴー*4(イナズマン)

大要塞スーパー5(ゼロテスター)

ライディーン*5

コン・バトラーV

大鉄人17*6

ボルテスV

ルーベンカイザー

ダイモス

レオパルドン(スパイダーマン)

ニューゴッドフェニックス(ガッチャマンII)

ダルタニアス

ゴーディアン

ゴッドシグマ

ガッチャスパルタン(ガッチャマンF)

鉄人28号*7

ゴライオン

サンバルカンロボ

ゴールド・ライタン

ゴッドマーズ

ギャバン

ダイラガーXV

テクノボイジャー

デジロボトキマ

コンポボーイ

アルベガス

マシンマン

レザリオン

サイコガンダム

バイカンフー(マシンロボ)

アールジェタン*8(マシンロボ)

ジバン

ジャンパーソン


リスト::アニメーションスタッフ

*1:フリーだった期間に、タカラの変身サイボーグ関係のデザインも手伝ったという。

*2:元々は、企画会議上で「Zガンダム案」として氏が提出したデザイン画。ほぼそのままのラインで、アニメ作品への登場を果たした。

*3バンダイ専務取締役も務めていたが、1997年に退社。

*4石ノ森章太郎氏のデザイン原案を修正。

*5安彦良和宮武一貴両氏との合同デザイン。

*6石ノ森章太郎氏のデザイン原案を大幅にアレンジ。

*7:俗に「太陽の使者」と呼ばれる1980年版。

*8:頭部のみ。